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最終更新日:2024-12-20
知識・情報 2024-12-20

プロゲーマーのデスク周りはどんな感じ?特徴や各ツールの選び方を紹介

eスポーツを快適に楽しむなら、デスク周りの環境を整えることが大切です。しかし、何をどのように配置したら良いのか悩む方も多い…

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目次

プロゲーマーのデスク周りはどんな感じ?特徴や各ツールの選び方を紹介

eスポーツを快適に楽しむなら、デスク周りの環境を整えることが大切です。しかし、何をどのように配置したら良いのか悩む方も多いでしょう。そのようなときはプロゲーマーのデスク周りの環境を参考にしてみてはいかがでしょうか。今回は、プロゲーマーのデスク周りの特徴を紹介します。

【前提】ゲーミングデスクを使用している

【前提】ゲーミングデスクを使用している

大前提として「プロゲーマーの多くはゲーミングデスクを使用している」ということを知っておく必要があります。
まずはゲーミングデスクの特徴やタイプなどを紹介しますので、デスクを用意することから始めてみましょう。

ゲーミングデスクとは

ゲーミングデスクとは、下記のようなゲーマー向けの機能を備えたデスクです。


  • 天板が広く大量のゲーム用のデバイスを置ける
  • 衝撃や傷に強く激しいプレイに耐えられる
  • 天板を使いやすい高さに昇降できる など

多くのPC周辺機器メーカーやゲーミングアイテム専門メーカーがゲーミングデスクを販売しています。

ゲーミングデスクのタイプ

続いて、ゲーミングデスクの主なタイプと選び方を解説します

スタンダードデスク

スタンダードデスクとは、長方形の天板付きの一般的なデスクです。種類が豊富でデザインや天板の広さ、高さなども幅広いため、自分に合うものを探しやすいというメリットがあります。


【選び方】
  • 座高やチェアに合う高さものを選ぶ
  • デスク上に置くデバイスに合うサイズの天板のものを選ぶ

スタンディングデスク

スタンディングデスクとは、腰くらいまでの高さがあって立ったまま使えるデスクです。高さが一定の固定式、ちょうど良い高さに変更できる昇降式、既存のデスクの上に置いて使う卓上式の3種類があります。


【選び方】
  • 耐久性が高いもの、ずっと立ったままが良い方は固定式を選ぶ
  • 立ったり座ったりしたい方は昇降式を選ぶ
  • 既存のデスクを活用したい方は卓上式を選ぶ

ローデスク

ローデスクとは、床に座って使える高さのデスクです。折りたたみ式やこたつ付きなどのデスクもあります


【選び方】
  • 複数のモニターを置いたり足を伸ばしたりできるくらいの幅と奥行きがあるものを選ぶ
  • 重く安定感があるものを選ぶ

L字型デスク

L字型デスクとは、体の左右どちらかを囲うようなL字の天板が付いたデスクです。ほかのタイプのデスクよりも天板の面積が広いため、多くのデバイスを設置できます


【選び方】
  • 部屋の広さに合う幅と奥行きのものを選ぶ
  • デスク上にコンセントや配線をまとめる穴が付いているものを選ぶ

昇降式・電動昇降式デスク

昇降式デスクとは、天板を使いやすい高さに変更できるタイプのデスクです。ボタンを押すだけで高さ調節ができる電動昇降式デスクもあります。


【選び方】
  • 快適にゲームができる奥行きのものを選ぶ
  • できれば楽に高さを調節できる電動昇降式を選ぶ

プロゲーマーのデスク周りの特徴1. モニターが多い

プロゲーマーはモニターを2台以上、多い方だと5台以上使うのが一般的です。なぜ複数のモニターを使用するのか、その理由とモニターの選び方を紹介します。

プロゲーマーのデスク周りにモニターが多い理由

プロゲーマーはさまざまな情報をチェックしながらゲームをするため、プレイ用のモニター以外に情報表示用のモニターを設置するのが基本です。
ゲームに関する調べものをしたりメモを取ったりするためのモニターのほか、動画を配信する場合は撮影用モニターや視聴者のコメントチェック用モニターなどを置いています。

モニターの選び方

続いて、eスポーツ向けのモニターの選び方を紹介します。

モニターのリフレッシュレート

eスポーツ向けのモニターには、リフレッシュレートが高いものを選びましょう。リフレッシュレートが高いほど画面のチラつきや残像が減ります
標準的なモニターのリフレッシュレートは60Hz程度ですが、FPSタイトルをプレイする場合は240Hz以上が理想です。
ただし、リフレッシュレートが高いとCPUへの負荷が高まるため、プレイするゲームやPCがモニターのリフレッシュレートに対応しているか確認しましょう。

モニターのサイズ

モニターのサイズは、視点を固定したまま全体を把握できる24インチがおすすめです。9割のプロゲーマーが24インチのモニターを使っており、多くのeスポーツの大会でも採用されています。

モニターの解像度

24インチのモニターなら、解像度はフルHD(1920×1080)で十分です。WQHD以上の解像度のモニターもありますが、WQHD以上の解像度に対応していないゲームもあるので注意しましょう。

モニターの応答速度

応答速度とは、モニターが色を切り替えるスピードのことです。リフレッシュレートが高くても応答速度が遅いと残像が出やすくなります目安は5ms以下、できれば1ms以下のモニターを選びましょう。

モニターの表面加工

モニターの表面加工には、グレア(光沢)とノングレア(非光沢)の2種類がありますが、eスポーツ用ならノングレアがおすすめです。
色の再現性はグレアのものより劣りますが、照明などを反射にしくいので画面が見やすく疲れにくいというメリットがあります。
eスポーツ用に高性能なモニターを購入したいなら、ぜひ「JAPANNEXT」のモニターをチェックしてみてください。JAPANNEXTのモニターは、性能に対して価格が安い上に種類が多いため、自分に合ったモニターが見つかるはずです。

モニター選びについてより詳しく知りたい方は、ぜひ下記の記事もご覧ください。

「プロゲーマーがよく使用しているモニターとは?選ぶ際のポイントも解説」

プロゲーマーのデスク周りの特徴2. 無線マウスを使用

プロゲーマーのデスク周りの特徴2. 無線マウスを使用

プロゲーマーは無線マウスを使う人が多いという特徴もあります。なぜ無線マウスを使うのか、その理由とマウスの選び方を紹介します。

プロゲーマーが無線マウスを使用する理由

昔は反応速度の速さから、多くのプロゲーマーが有線マウスを使用していました。しかし、近年の技術の進化によって無線マウスの性能が向上し、有線マウスと変わらないくらいの速度になりました
その結果、コードが邪魔になる有線マウスよりも無線マウスを使う方が増えたのです。最新の無線マウスは軽量化も進んでいるため、マウスの重さが気になる方でも使いやすいでしょう。

マウスの選び方

続いて、eスポーツに向いているゲーミングマウスの選び方を紹介します。

マウスの持ち方

マウスにはさまざまな形状のものがあります。普段のマウスの持ち方に応じて、自分に合うマウスを選びましょう。


持ち方 おすすめのマウス
かぶせ持ち 左右非対称エルゴノミクスデザインのマウス
深いつかみ持ち シェープ(側面の絞り込み)が深いマウス/マウストップが高い左右対称のマウス
つまみ持ち 軽量で幅が狭いマウス

マウスの重さ

マウスは軽いほうが操作しやすいですが、軽すぎるとエイムを合わせにくくなる可能性があります。90g以下は軽量、70g以下は軽量といわれますが、できれば実際に触ってみて自分が使いやすいものを選びましょう。

マウスのサイドボタンの数

効率的なプレイには、マウスのサイドボタンが欠かせません。スムーズに武器・装備の変更などを行うためにも、サイドボタンが多いものを選びましょう。また、押しやすい位置にボタンが設置されているか、誤って手が触れてしまわないかなどもチェックしておきましょう。

プロゲーマーのデスク周りの特徴3.マウスパッドが大きい

プロゲーマーの多くは、大きめサイズのマウスパッドを使用しています。ここでは、マウスパッドが大きい理由とマウスパッドの選び方を解説します。

プロゲーマーのマウスパッドが大きい理由

プロゲーマーはローセンシ(振り向き時のマウスの移動距離が長い)の方が多く、小さいマウスパッドだと可動範囲が狭くなってしまいます。
思うように手が動かせないとエイムに影響するため、手を大きく動かしても支障がない大きめのマウスパッドを使用する傾向にあります。

マウスパッドの選び方

続いて、eスポーツ向けマウスパッドの選び方を紹介します。

マウスの滑りやすさ

マウスパッドを選ぶときは、マウスの滑りやすさをチェックしましょう。素早くマウスを動かしたい場合は「スピード系」といわれる滑りやすいマウスパッド、正確性を重視するなら「コントロール系」といわれる滑りにくいマウスパッドがおすすめです。

マウスパッドの厚み

マウスパッドの厚みは、手首の疲労やマウスのコントロールに影響を及ぼします滑りやすさ重視なら薄いもの、コントロール重視なら厚いものを選ぶのがおすすめです。初めてゲーミングマウスパッドを購入するなら、ひとまず一般的な3mmのものを選んでも良いでしょう。

お手入れのしやすさ

頻繁に手が触れるマウスパッドは汚れやすく、コントロールの精度に影響することもあるためお手入れしやすいものを選びましょう。
ソフトタイプなら洗えるものが多いので、簡単にお手入れできます。ただし、洗うと生地が劣化して剥がれる場合があるため、端がしっかりしているものを選ぶのがおすすめです。
より手軽にお手入れできるマウスパッドを求めるなら、撥水加工などが施されていて水拭きできるものを選ぶと良いでしょう。

プロゲーマーのデスク周りの特徴4.ゲーミングチェアを使用

プロゲーマーのデスク周りの特徴4.ゲーミングチェアを使用

プロゲーマーはゲーミングチェアを使用するのが基本です。なぜゲーミングチェアを使うのか、その理由とゲーミングチェアの選び方を紹介します。

プロゲーマーがゲーミングチェアを使用する理由

毎日長い時間座り続けているプロゲーマーは、体への負担を軽減するためにゲーミングチェアを採用しています。
ゲーミングチェアとは、ゲーマー向けに開発された、レーシングカーのシートのように体を包み込む形状のチェアのことです。マウスの位置を安定させられるように、アームレストが微調整できるチェアもあります。

ゲーミングチェアの選び方

続いて、ゲーミングチェアを選ぶ際にチェックしたいポイントを解説します。

ゲーミングチェアの形状

チェア全体のサイズも確認しておきましょう。特に背もたれの高さと座面の奥行きは重要です。背もたれが低く頭を支えられないと、首や肩に負担がかかります。負担を軽減するためにも頭までしっかりカバーできるものを選びましょう。
また、座面に奥行きがあり、深く腰かけたときに座面と膝裏が離れないものを選ぶのがおすすめです。

ゲーミングチェアの生地

ゲーミングチェアの生地は、ファブリック(布)か合成皮革のいずれかであるのが一般的です。肌触りや通気性を重視するならファブリック、ツヤがあり高級感の感じられるチェアが良いなら合成皮革が向いています。

ゲーミングチェアのクッション素材

座面のクッション素材はウレタンのものがおすすめです。ウレタンには「低反発」「高反発」「軟質」「硬質」などさまざまな種類がありますが、弾力があってへたりにくく疲れにくい高反発ウレタンのものが良いでしょう。

ゲーミングチェアのリクライニング機能

リクライニング機能付きだと、ゲームの合間に背もたれを倒して休憩できます。チェアによってリクライニング可能な角度が異なるので、スペック表で確認しておきましょう。

ゲーミングチェアのオプションパーツ

アームレストやヘッドレスト、フットレスト、ランバーサポートなどのオプションパーツが付いているかも見ておきましょう。オプションパーツが充実していると良い姿勢を保ちやすく、より体の負担を軽減しやすくなります。

まとめ

デスク周辺の環境にこだわると、より快適にゲームを楽しめるようになります。eスポーツを始めるなら、今回紹介した内容を参考にデスク周辺の環境を整えてみましょう。

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記事監修

HIT GAMMING

HIT GAMING編集部

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