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最終更新日:2024-08-23
ゲーム 2024-07-31

【ゲーム】DCGはどんなジャンル?魅力と代表的なタイトルを紹介

DCGは世界的に人気が高く、プレイヤーが増加しているゲームジャンルです。eスポーツの種目のひとつでもあるため、「どのようなジャンル…

eスポーツのキャリアを進みたい方へ

DCGは世界的に人気が高く、プレイヤーが増加しているゲームジャンルです。eスポーツの種目のひとつでもあるため、「どのようなジャンルなのか詳しく知りたい」という方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、DCGの概要やTCGとの違い、DCGの代表的なタイトルなどについて解説します。

DCGはデジタル上でプレイするカードゲーム

DCGはデジタル上でプレイするカードゲーム

DCG(Digital Card Game)とは、スマホやPCなどのデバイスを用いてプレイするオンラインカードゲームです。

PCやスマートフォンなどのデバイスからアクセスし、ほかのプレイヤーやCPU(コンピューターが操作する仮想プレイヤー)と対戦します。 インターネット環境とゲームタイトルに対応しているデバイスがあればどこからでもプレイでき、見ているだけでも楽しめることからeスポーツとの相性が良く、大規模な大会が開催されるタイトルもあります。


DCGとTCGの違いは?

DCGは、昔から人気があったTCG(Trading Card Game)から派生したジャンルです。TCGとは、ほかのプレイヤーとオフラインで対面し、紙のカードを使って対戦するゲームです。つまり、DCGとTCGはデジタルかアナログかという点が大きく異なります。 また、DCGとTCGとではプレイの手軽さも変わってきます。TCGの場合、納得のいくデッキが作れるようになるまでカードを購入することが必要です。
さらに、対戦するにはカードショップの対戦スペースに行く、ゲームのコミュニティに入るなどして対戦相手を探す必要があります。 一方、DCGは課金要素があるものの、基本プレイ無料であるタイトルが多いので、ほとんどお金をかけなくても遊べます。また、全国のプレイヤーからオンライン上で自動的にマッチングされるため対戦相手が見つかりやすく、気軽に遊べるのが特徴です。

DCGの魅力はハードルが低いこと

DCGの魅力はハードルが低いこと

DCGが人気を博している大きな理由のひとつがプレイ時のハードルの低さです。ここでは、DCGの魅力について詳しくみていきましょう。

手軽に始められる

初期投資が必要なTCGとは異なり、DCGタイトルのほとんどは基本プレイ無料です。強力なカードを入手するために課金が必要なタイトルも存在しますが、無課金でもデッキ構築などを工夫すれば十分に楽しめます。また、デバイス上でカードを管理できるので、カード保管用のフォルダやスリーブ、ケースなどを購入する必要もありません。
湿気や紫外線でカードが傷んだり、紛失・盗難の被害に遭ったりといった心配もないので気軽に遊べます。

対戦相手に困らない

DCGは対戦相手に困らないのも魅力です。TCGの場合は誰かと対戦したいと思ったら、友人宅やカードショップなどに出向いたり、何らかの大会に参加したりしなくてはならず手間も時間もかかります。
対して、DCGはインターネット環境とデバイスさえあれば、いつどこからでも対戦相手を探せます。CPU対戦ができるタイトルであれば、1人でもプレイ可能です。「遊びたい」と思ったそのときにすぐ遊べるので、ストレスなく楽しめます。

【DCG】プレイヤーに求められるスキル

DCGで「勝てるプレイヤー」になるには、下記のようなスキルが求められます。

  • 戦略を立てる力
  • 環境のメタを読む力
  • カードの引き運

これらのスキルが勝敗にどのように影響するかを解説します。

戦略を立てる力

DCGは、とにかく強いカードを出せば勝てるものではありません。カードの強さは重要な要素ではあるものの、カードの組み合わせによっては強いカードに勝る結果が生まれる場合もあります。手持ちのカードや試合の状況を踏まえて、効果的な戦略を練るスキルと判断力が求められます。
また、与えるダメージ量の計算やカードの組み合わせなどを見誤ると戦況に大きく影響するため、プレイミスをしないことも大切です。

メタを読む力

DCGでは「メタ」を読む力も欠かせません。メタとはカードゲームを取り巻く環境のことです。DCGでは、定期的に新たなカードが追加されたりアップデートで調整が入ったりします。
仮に「最強」といわれるカードがあったとして、そのカードに対抗できるカードが登場したとしましょう。このとき最強カードに対抗できるカードの存在を知らずに対戦すると、思わぬ反撃を食らって負ける可能性があります。
こうした事態を防ぐためにも、常にカードやデッキなどの更新情報を入手し理解することが求められるのです。また、プレイ中も対戦相手のプレイスタイルを観察し、どのようなカードを使ってくるかを予測して対策する必要があります。

カードの引き運

DCGではカードの引き運も勝敗に影響します。特に試合終盤、ここで勝ち負けが決まるという瞬間に役立つカードを引けるかどうかは運次第です。DCGの数あるタイトルのなかでもShadowverseは運要素が強いといわれており、場合によっては実力差がある相手にも勝てる可能性があります。
とはいえ、「ここであのカードが来るかもしれない」と数ターン先まで予測し対策しておけば、ある程度は運要素をコントロールできます。自分がプレイしているゲームへの理解を深めて、適切な行動を取れるようにしておくことが重要です。

DCGの代表的なタイトル3選

DCGの代表的なタイトル3選

DCGのなかでも人気が高く、イベントや大会も開催されているタイトルとして下記の3つがあります。

  • Shadowverse
  • デュエル・マスターズ プレイス
  • 遊戯王マスターデュエル

各タイトルの特徴と魅力、開催されている大会を紹介します。

Shadowverse(シャドウバース)

Shadowverse(通称:シャドバ)は、日本でDCG人気が加速したきっかけとなったタイトルです。カードが4,000種以上と豊富で絵柄が美しく、「見た目」に惹かれてプレイし始めたプレイヤーも存在します。
ゲームのシステムがシンプルで1回のプレイ時間が短く、DCG初心者でもチャレンジしやすいのが特徴です。また、ほかのDCGタイトルと比べて運要素が強いので、新規プレイヤーでも古参プレイヤーに勝てる可能性があります。数々の人気アニメ・ゲームとのコラボイベントや、Shadowverse Grand Master Finals、Shadowverse Invitationalなどの大会が開催されているのも魅力です。

デュエル・マスターズ プレイス

デュエル・マスターズ プレイスは、2002年にリリースされたTCG「デュエル・マスターズ」のDCG版タイトルです。基本ルールはデュエル・マスターズと変わらず、クリーチャーを操り相手プレイヤーのシールドを破壊して、直接攻撃を加えられれば勝利となります。
ただし、DCG版ではプレイ中の手札は10枚まで、バトル場に召喚できるクリーチャーは7体までなど、TCG版にはないルールが設けられている点に注意が必要です。ほかの人気ゲームとのコラボイベントが開催されているほか、BATTLE ARENAやデュエプレ選手権などの公式大会も開催されています。

遊戯王マスターデュエル

遊戯王マスターデュエルは、世界的な人気を博しギネスに認定されたこともあるTCG「遊戯王」のDCG版タイトルです。PlayStation 4・5やNintendo Switch、iOS、Androidなど多数のプラットフォームでプレイできます。
プレイヤーは1対1で戦い、先に相手プレイヤーのライフポイントをゼロにすれば勝ちというシンプルなルールです。また、わかりやすいチュートリアルや基本を学べるソロモードがあるため、初めてDCGをプレイする方にも向いています。
遊戯王マスターデュエル チーム対抗戦やYu-Gi-Oh! World Championshipなどの大会が開催されており、一般参加できる大会が開催されることもあります。

まとめ

DCGは紙のカードを使って戦うTCGから派生したオンラインカードゲームです。紙のカードを購入・保管する必要がなく、ネット環境とデバイスがあれば、いつどこでも好きなときに楽しめます。
また、運要素が強く初心者でも古参プレイヤーに勝てる可能性があるタイトルも存在するため、今から始めても遅くはありません。一般参加可能なイベントや大会が開催されていることもあるので、eスポーツに触れてみたい方におすすめです。
株式会社HITでは、仕事をしながら本格的にeスポーツについて学びたい方向けのカリキュラムを用意しています。eスポーツプレイヤーのマネージャーやeスポーツ事業の企画・運営に携わるチャンスもありますので、eスポーツに興味がある方はぜひお問い合わせください。

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記事監修

HIT GAMMING

HIT GAMING編集部

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