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最終更新日:2024-08-23
知識・情報 2024-07-30

【eスポーツ】大会賞金の最高額はいくら?タイトル別の賞金も紹介

eスポーツが好きで普段から特定のジャンルの大会を見ている方もいるでしょう。大会配信の冒頭では、実況や解説をする方が大会の概要などを…

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eスポーツが好きで普段から特定のジャンルの大会を見ている方もいるでしょう。大会配信の冒頭では、実況や解説をする方が大会の概要などを説明しますが、優勝賞金について触れることもあります。
大会によっては優勝賞金が高額で驚くこともあるかもしれません。eスポーツの賞金の最高額が気になる方もいるのではないでしょうか。そこで今回はeスポーツの大会賞金の最高額と、ゲームタイトル別の賞金について解説します。

「Esports World Cup」がeスポーツの最高賞金額を更新予定

「Esports World Cup」がeスポーツの最高賞金額を更新予定

eスポーツのひとつの大会における賞金総額の最高額は、「Esports World Cup」で6,000万ドル以上です。日本円に換算すると93億円以上に上ります。「Esports World Cup」は、2022年と2023年に開催された「Gamers 8」の後身のイベントです。2024年から大会名が変更されました。夏にサウジアラビアの首都リヤドで開催される予定です。eスポーツの中でも規模の大きな大会で、2024年6月の時点では全19タイトルの実施が予定されており、今後も追加される見込みがあります。また、賞金は本戦・予選・MVPに対して提供される仕組みです。

【ゲームタイトル別】優勝賞金の最高額はいくら?

【ゲームタイトル別】優勝賞金の最高額はいくら?

ゲームタイトル別のeスポーツ大会では、Fortniteなら300万ドル、Shadowverseなら1億5,000万円がこれまでの優勝賞金の最高額です。ここでは、FortniteとShadowverseを含め、代表的なゲームのeスポーツ大会の優勝賞金最高額と優勝者について見ていきましょう。


DOTA2:1800万ドル


DOTA2では、2021年に開催された「The International 2021 Dota2 Championships」という大会の優勝賞金が1800万ドルで最高額でした。日本円に換算すると、当時の為替レートで20億円程度と非常に高額です。
優勝者は「Team Spirit」というロシアのチームです。

また、同じ大会に「D

Fortnite:300万ドル


Fortniteでは、2019年に開催された「Fortnite World Cup 2019」という大会の優勝賞金が300万ドルでした。ソロとデュオがありますが、ソロモードの優勝者はBugha選手です。Bugha選手は、当時まだ16歳の少年でした。
デュオモードのほうはAqua選手とNyhrox選手です。こちらも優勝賞金は300万ドルですが、分割するため、ひとり当たりの取り分は150万ドルです。ほかにチーム戦の「クリエイティブ」と「チャリティPro-Am」の大会も実施されました。
参加したプレイヤー数は4,000万人にも上ります。観戦者も非常に多く、ソロ決勝のピーク時にはYouTubeやTwitchなどで230万人以上もの人が観戦していました。

League of Legends:240万ドル


League of Legendsでは、2018年に開催された「League of Legends 2018 World Championship」の優勝賞金が240万ドルで最高額でした。優勝者はInvictus Gamingという中国のチームです。

また、同じ大会に「DetonationN FocusMe」という日本のチームも参加していました。

Shadowverse:1億5000万円

Shadowverseでは、2021年に開催された「Shadowverse World Grand Prix 2021」という大会の優勝賞金が1億5,000万円で最高額でした。さいたまスーパーアリーナで開催され、優勝者はkakip選手です。また、「Shadowverse World Grand Prix」は、毎年12月に開催されています。しかし、前年の2020年は新型コロナウイルスの影響で開催が延期されていました。そのため、2021年は前年の大会と統合する形で開催されました。優勝賞金も例年よりも大幅に高い金額です。
会場では、グッズの販売やパネルの展示なども行われ、多くの来場客で賑わいました。

CS:GO:100万ドル

CS:GOでは、2021年に開催された「PGL Major Stockholm 2021」という大会の100万ドルが最高額です。優勝者はNAVIというチームです。賞金総額が200万ドルで、その半分が優勝者に贈られます。


モンスターストライク:5000万円

モンスターストライクでは、2021年に開催された「MONSTER STRIKE GRANDPRIX 2021」という大会の優勝賞金が5,000万円で最高額でした。優勝者はCatsというチームです。
Catsのメンバーは、るんるん選手・*あやたか*選手・ねこa選手・ひかり選手・HHP選手の5人です。るんるん選手がリーダーを務めています。また、「MONSTER STRIKE GRANDPRIX」も2020年は新型コロナウイルスの影響で大会が開催されませんでした。2021年も新型コロナウイルスの影響に配慮したため、例年よりも短縮した日程で開催されました。

【日本人】多くの賞金を獲得しているeスポーツプロプレイヤーは?

【日本人】多くの賞金を獲得しているeスポーツプロプレイヤーは?</h2>

eスポーツの大会では外国人プレイヤーやチームが優勝することが多いですが、日本人のeスポーツプレイヤーも活躍しています。ここでは獲得賞金額の多い日本人のeスポーツプレイヤーについて見ていきましょう。

kakip選手

kakip選手は、日本人のeスポーツプレイヤーの中で獲得賞金総額が1位です。これまで1億5,000万円以上の賞金を獲得しています。プレイしているゲームタイトルはShadowverseです。主な優勝歴は、「Shadowverse World Grand Prix 2021」や「rage shadowverse 2021 winter」などがあげられます。
以前までは「G×G」という読売新聞社が運営するチームに所属していました。しかし、「G×G」が休止したため、現在では「NORTHEPTION」というチームに移籍しています。


ふぇぐ選手

ふぇぐ選手もShadowverseをプレイしているeスポーツプレイヤーです。獲得賞金総額は1億円以上に上ります。日本人のeスポーツプレイヤーの中では、獲得賞金総額がkakip選手に次ぐ2位です。
主な優勝歴は「Shadowverse Rise of Bahamut~ファミ通CUP2017~」や「Shadowverse World Grand Prix 2018」などがあげられます。「Shadowverse Rise of Bahamut~ファミ通CUP2017~」に優勝したのをきっかけにプロのeスポーツプレイヤーになりました。「YOSHIMOTO Gaming」という吉本興業が運営しているチームに所属しています。

むぎ選手

むぎ選手は、クラッシュロワイヤルをプレイしているeスポーツプレイヤーで、獲得賞金総額は7,000万円以上です。日本人のeスポーツプレイヤーの中では、kakip選手とふぇぐ選手に次いで3番目に多く賞金を獲得しています。主な優勝歴は2021年と2023年の世界大会です。
むぎ選手がプロのeスポーツプレイヤーになったのは2020年で、その年に「PONOS athletes」というチームに所属しました。ただ、「PONOS athletes」は解散してしまったため、現在では「Crazy Raccoon」というチームに所属しています。

まとめ

eスポーツは大きな大会だと、賞金額も高額で、優勝すれば数千万円から10億円以上も獲得できることもあり、夢があります。賞金総額も高く、2024年夏に開催予定の「Esports World Cup」なら日本円換算で93億円以上です。日本人でも、kakip選手・ふぇぐ選手・むぎ選手など活躍しているeスポーツプレイヤーがいます。
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