HIT MEDIA

ALGSとは?大会の概要や仕組みを徹底解説 最終更新日:2024-10-04
知識・情報 2024-10-03

ALGSとは?大会の概要や仕組みを徹底解説

ALGS(Apex Legends Global Series)は、Apex Legendsを舞台にした国際的なeスポーツ…

eスポーツのキャリアを進みたい方へ
ALGSとは?大会の概要や仕組みを徹底解説

ALGS(Apex Legends Global Series)は、Apex Legendsを舞台にした国際的なeスポーツ大会です。世界中から強豪チームが集まり、年間を通じて白熱した試合が繰り広げられます。ポイント制で進行し、安定した成績が次のステージへ進出するための鍵となります。

今回は、ALGSの大会概要やその仕組み、予選の流れについて詳しく解説します。

ALGSの大会概要

ALGSの大会概要

ALGS(Apex Legends Global Series)は、eスポーツの中でも人気のあるApex Legendsの国際的な競技大会です。ここでは、大会の概要について解説します。

評価方法

ALGSはポイント制で進行します。各試合での順位やキル数に応じてポイントが付与され、上位の成績を残したチームが次のステージへと進めます。

ポイントは、試合のパフォーマンスに基づいて加算され、最終的にポイントの高いチームがチャンピオンシップや次のステップへ進む権利を得ます。そのため、優勝するには安定した成績を収めることが重要です。

大会の流れ

ALGSは、予選、本戦、プレーオフ、そしてチャンピオンシップの4つの主要なステージで構成されています。まず、プレシーズン予選やプロリーグ予選、ALGSチャレンジャーサーキットなどの予選から始まり、ALGSリージョナルプロリーグという本戦に進みます。その後、オフライン大会としてALGSプレーオフが行われ、最終的には年間を通じた最高のチームが集結するALGSチャンピオンシップが開催されます。

ALGSのシーズンは、スプリット1とスプリット2に分かれて進行します。スプリット1で上位に入ったチームはスプリット2に出場可能です。スプリット2の終了時点での成績上位と、LCQを勝ち抜いた40チームがALGSチャンピオンシップへの切符を手にします。

開催場所

ALGSの予選や本戦は、北米、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)、北アジア太平洋、南アジア太平洋、南米の各地域で行われます。それぞれの地域で最も優秀なチームが選出され、プレーオフやチャンピオンシップで世界一を競います。

日本のチームは北アジア太平洋(APAC North)に属しており、激しい戦いを繰り広げています。2025年のALGSチャンピオンシップは札幌で開催される予定で、ALGS史上初めてアジアで開催されることが決まっています。

予選大会は3種類で計4回開催される

予選大会は3種類で計4回開催される

ALGS(Apex Legends Global Series)の予選大会は誰でも参加可能で、合計で3種類の大会が4回開催されます。各予選の名称や形式は、開催時期によって異なります。予選は次の3種類で構成されています。


  • スプリット1:プレシーズン予選
  • スプリット2:プロリーグ予選
  • 各スプリットの終わりに行われる:チャレンジャーサーキット

これらの予選を通じて、ALGSの上位リーグへの進出が決まります。ここでは、それぞれの大会について詳しく解説します。

予選大会1|プレシーズン予選

プレシーズン予選は、プロやアマチュアを問わず誰でも参加できるオープン大会です。この大会で上位の成績を収めたチームは「ALGSリージョナルプロリーグ スプリット1」への出場権を獲得できます。

予選は4回行われ、各回の優勝チーム4チームが出場権を得ます。また、4回の予選を通して総合ポイントが高い4チームも同様に出場権を手にします。これにより、ALGSのリーグ戦に参加するための大きな第一歩を踏み出すことができます。

予選大会2|ALGSチャレンジャーサーキット1

ALGSチャレンジャーサーキット1は、「ALGSリージョナルプロリーグ」への挑戦を目指すチームが参加する予選大会です。この大会も4回の試合が行われます。各予選で優勝した4チームと、全試合を通じてポイントが多い上位18チーム、計22チームが次のステージである「プロリーグ予選」への出場権を手にします。

この予選は、リーグに挑戦するための「予選の予選」という位置づけです。

予選大会3|プロリーグ予選

プロリーグ予選は、「ALGSリージョナルプロリーグ スプリット1」の下位8チームに加え、「ALGSチャレンジャーサーキット1」を勝ち上がった22チームの計30チームが参加します。この大会ではダブルエリミネーション形式が採用され、各チームがトーナメント形式で戦います。

スプリット1の下位8チームと、「ALGSチャレンジャーサーキット1」の上位2チームがウィナーズブラケットのラウンド2からスタートし、残りの20チームがラウンド1から始めます。ウィナーズブラケットから勝ち上がったチームは有利なポイントを得て、決勝ラウンドに進むことが可能です。

決勝ラウンドでは、ウィナーズブラケットとエリミネーションブラケットから勝ち上がった20チームが競い合い、優勝を目指します。決勝はマッチポイント形式で行われ、上位8チームが「ALGSリージョナルプロリーグ スプリット2」への出場権を獲得します。

予選大会4|ALGSチャレンジャーサーキット2

ALGSチャレンジャーサーキット2は、LCQ(敗者復活戦)への出場チームを決定する最後の予選大会です。チャレンジャーサーキット1と同様に、4回にわたって行われます。

この大会から進出できるチームの数は、「ALGSチャンピオンシップ」に出場するチーム数によって決まります。少なくとも4チームが次のステージに進むことが可能です。

予選を勝ち進むと本戦「ALGSリージョナルプロリーグ」へ

「ALGSリージョナルプロリーグ」は、年に2回のスプリットで構成されています。スプリット1とスプリット2はそれぞれ5週間にわたり、週末に試合が行われます。

出場チームは計30チームで、これらのチームは10チームずつ3つのグループに分けられます。各グループは他のグループと2回の総当たり戦を行い、その結果に応じて順位が決定されます。各週の成績は「プレースメントポイント」として蓄積され、上位に入ったチームが最終週に開催される「リージョンファイナル」への進出権を得ます。

「リージョンファイナル」で、優勝したチームと総合ポイントで上位のチームが、世界大会である「ALGSプレーオフ」への出場権を獲得します。

つまり、「ALGSリージョナルプロリーグ」は、所属地域からプレーオフに進出するための重要なステージであり、プロチームにとって避けては通れない大舞台です。

本戦を勝ち抜いたら世界の強豪が集う「ALGS プレーオフ」へ

本戦を勝ち抜いたら世界の強豪が集う「ALGS プレーオフ」へ

「ALGS プレーオフ」は、各地域で開催される「ALGSリージョナルプロリーグ」で上位の成績を収めた合計40チームが競い合う、世界規模のオフライン大会です。参加チームは、北米から12チーム、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)、北アジア太平洋、南アジア太平洋から8チームずつ、南米と中国からはそれぞれ2チームが選ばれます。

40チームは10チームずつ4つのグループに分かれて総当たり戦を行います。その後、3試合を行い、最も多くポイントを獲得した上位20チームがウィナーズブラケットに進出し、下位20チームはエリミネーションブラケットに進むことになります。最後に、ブラケットステージを勝ち抜いた20チームによるマッチポイント形式の決勝戦が行われます。

プレーオフに参加したチームにはプレーオフポイントが付与されます。このポイントはスプリット1とスプリット2で獲得したものが合算され、上位32チームが「ALGSチャンピオンシップ」への出場権を得ることができます。

また、スプリット1の結果に基づいて、スプリット2における各地域からの参加チーム数も決まります。北アジア太平洋(APAC North)地域においては、結果次第で最低6チームから最大10チームまで参加可能です。

最後は年間王者を決める「ALGSチャンピオンシップ」

「ALGSチャンピオンシップ」は、年間を通じて安定して優秀な成績を収めたチームが集まる世界大会です。この大会には、年間を通じた成績で選ばれた40チームが参加し、世界一の座をかけて戦います。ALGSのシーズンを通して積み重ねてきた実績を基に選ばれたチームたちが、白熱した試合を展開します。

大会は、出場チームを10チームずつ4つのグループに分け、総当たり形式で予選が行われます。予選で獲得したポイントに基づき、上位20チームが「ウィナーズブラケット」に進み、残りの20チームは「エリミネーションブラケット」に進みます。このブラケットステージは、1試合8マッチで行われ、緊迫感のある戦いが繰り広げられます。

最終的には、勝ち上がった20チームが決勝戦で「マッチポイント形式」による勝負を行い、優勝したチームが年間王者の称号を手にします。チャンピオンシップは、ALGSに参加するすべてのチームにとって、年間の集大成となる大会です。

チャンピオンシップへは敗者復活戦(LCQ)からも参加可能

「ALGSチャンピオンシップ」への出場チャンスは、敗者復活戦(Last Chance Qualifier: LCQ)でも得られます。LCQは、プレーオフポイントが不足し、チャンピオンシップへの出場権を逃したチームにとって最後のチャンスです。

この大会には、スプリット2のプレーオフ、プロリーグ、チャレンジャーサーキットでの成績を基に選ばれた40チームが参加します。2つのグループで、それぞれ8試合ずつ行い、ダブルエリミネーション形式で勝敗を決めます。上位10チームは「ウィナーズブラケット ラウンド2」に進み、下位10チームは「エリミネーションブラケット ラウンド1」に進むことになるのです。

最終的に、LCQで勝ち残った上位2チームが「ALGSチャンピオンシップ」に出場する権利を得ます。このシステムにより、シーズン途中で敗退してしまったチームにも、年間王者を目指すチャンスが残されています。

HITでALGSに挑戦しよう

HITでは、働きながらeスポーツ大会であるALGS(Apex Legends Global Series)への出場を目指すことができます。仕事とゲームプレイを両立できる環境を整えています。通常、仕事とゲームの両立は難しいとされていますが、HITでは実現可能です。

また、未経験の方でも安心して挑戦できるよう、HITではチームにアカデミーを設けており、eスポーツに関するトレーニングやサポートを受けられます。初心者でもプロへの道を切り開くことができます。

ALGSに興味がある方や、eスポーツでキャリアを築きたい方は、ぜひHITにご応募ください。

まとめ

ALGS(Apex Legends Global Series)は、Apex Legendsの国際的なeスポーツ大会です。年間を通じて行われる複数のステージを勝ち抜いたチームがチャンピオンシップでの優勝を目指します。予選から始まり、本戦、プレーオフ、チャンピオンシップという流れで進行し、世界中の強豪チームが激戦を繰り広げます。

予選はどなたでも参加可能なため、プロを目指している方や世界の大舞台でプレイしたい方は、この大会への参加を検討してみてはいかがでしょうか。

プロゲーマーのキャリアを
お考えのあなたへ

  • プロゲーマーへのキャリアまで、業界の知見を活かしたマネジメントを行います。
  • ゲーミングルームも完備、あなたの活動をサポートします。
  • 安定した収入、セカンドキャリアも見据えた働き方であなたの人生が変わります。
無料お問い合わせをする

記事監修

HIT GAMMING

HIT GAMING編集部

eスポーツのキャリアを進みたい方へ

こんな記事も読まれています

人気タグ

eスポーツのキャリアを進みたい方へ